ヒルクライム用に超乙女ギヤ(11-34T)を投入した

たいしたトレーニングもしていないのですが、年に一度だけヒルクライムレースに参加しています。1年目も2年目も登りがキツくて蛇行したので、今年こそはせめてまっすぐ登りたい、という低い目標というか、現実的な目標を立てました。

REACTO4000はフロントチェーンリングが52-36Tという、セミコンパクトのクランクが入っているので、購入時についてきたリアスプロケットの11-28Tでも激坂を登るにはなかなか手強いです。過去の車坂峠は別の自転車でしたが、激坂で太ももがパンパンになって歯を食いしばって耐えていました。このままではまたその繰り返しになることが間違いありません。

ということで、機材の見直しに手を出しました。

見直したのは、ギヤ比。
そのギヤ比の見直し方法は、
「フロントのギヤを小さくする」か
「リヤのギヤを大きくする」か
「両方変更する」という選択肢があります。

従来は
「フロントをコンパクトクランク(50−34T)にして、リヤを(11−32T)にする」
というのが定番だったようですが、それだと変更箇所が、
フロンクランク、
BB、
リヤディレイラー(SSからGS化)、
リアスプロケット、
チェーン、
と多くなり、ちょっと予算的にキツいです。

ということで、フロントを36Tのままでどこまでがんばれるのか、どれが効果があるのだろうかと比較してみました。



結論としては、フロント36Tのままでも34Tx32T相当までは軽いギヤが選べることがわかります。
ということで、フロント、リアで1:1まではさすがにいらないだろうということで、フロントは36Tのまま、リアディレイラーを交換して、11-34Tを突っ込んでみました。

その見た目がこれ。
カーボンディープリムに似つかわしくないでかいリアスプロケット。
グーかパーでいえば、かなりのパーです。ある意味迫力あります。

実際走ってみても、その迫力通りかなり楽になり、おかげさまで車坂峠ヒルクライムレースでも蛇行せずに登り切ることができました。

ということで、セミコンパクトで登りに苦労している方は、リアスプロケットに11−34Tを入れ見てるというのはいい手だと思います。

ちなみにいまは11−28Tに戻して近所を走っています。
さすがに11−34Tはヒルクライム専用セッティングでいいかなと。



おまけ
  • 実はR8000にしなくても、6800や5800のGSケージのリアディレイラーでも11−34Tが使えたそうです。過去に存在しないリアスプロケットだから旧機種の互換表にでてこないだけだであろう、というのが大方の見方だそうです。
  • 同じ理屈で、5800のSSケージのリアディレラーでも11−30Tが使えたそうです。
  • リアスプロケットを5800からR8000に変更したら、アウターケーブルの余丁が違いすぎて、簡単には交換できなくなってしまいました。なので、交換可能なSSのリアディレイラーを確保するのであれば、買い足しが必要そうです。








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