サイクルシューズにインソールを入れる

3月に購入したシマノのRC9ですが、実は試し履きをしないで通販で買いました。
なので
「サイズ的にちょっときつかったかな?」
と思うこともありましたが、成型型のインソールを入れたらすっかり解決した、というお話です。


もともと私はスキーをしていてインソール使用歴は長いので、具体的な好みが3つくらいあります。

①成型タイプであること
 扁平足に近い私にも土踏まずはあり、足裏のアーチはあります。この自分の足のアーチの高さや位置と、インソールの凹凸が合わないと脂汗が出るくらい辛くなるか、力を掛けられなくなるので、既製品タイプは使いません。もっと私の足裏が運動して発達してたらよかったのかもしませんが、現状に合わせる足裏の形を写し取るタイプを使います。

②矯正はしません
 既製品タイプで、「ここを高くすると姿勢が良くなる」「運動能力が高くなる」とうたっているインソールがあったり、熱成形タイプでも一時期足裏の型を取るときに、土踏まずを強調したりするインソールの作り方が流行ったことがありました。私も「なに!それはよさそうだ!」といろいろなインソールを作り、調整にも時間をかけましたが、どれも私の足には合いませんでした。
履いた瞬間は気持ちいいし、変わったことがよくわかるのですが、長時間使うと痛みが出てきてしまいます。
痛みが出ないように調整していくと、結局部分的に矯正していたところを削り取ることになっていました。
しばらく使えば慣れてくるという話もありましたが、足裏をより健康にするのはストレッチとか青竹踏みに任せて、インソールは今すぐちょうどいいのを選ぶという結論になりました。
なので、あるがままの足裏をそのまま形にします。

③ギチギチにはしません
 足裏をとるタイプのインソールは、かなりばっちり合わせることができるのですが、遊びがないのは疲れてくると辛いです。
 なので、遊びを作って作ります。

というこだわりもあるので、インソールを新しく作るのなら、いつもブーツの製作をお願いしているスキーブーツR&Dで作ってもらおうと思っていたのですが、とりあえず手持ちのスキーブーツから抜き取ったものを使ってみました。
ちなみにものとしては、Amfitです。
#ググってみたら、Amfitで作るならスキーブーツR&Dの値段、高くないんですね。

これはRC9 903に入っていたインソール。
普通ですが、土踏まずのアーチが追加されています。
これはスキーブーツから抜き取ったAmfitのインソール。
表面にはった布と本体の伸縮性が違うので反っていますが、履いてしまえば問題ありません。
とりあえずいれて100km走ってみましたが、ボリュームもちょうどいいしし、踏み面も安定するし、踵のすわりもいいしで、言うことなしです。
膝の負担も軽くなった気がします。これはいいかも。

ただ、RC9 903用に作ったわけではないので、形状が考慮されていません。想定外に土踏まず部分の持ち上げの主張がありました。でも、そこに体重が目一杯かかるわけでもないないので今のところ大きな影響はないようです。

ほら、ピッタリ。かどうかは写真じゃわからないですね。

コメント